概要
面接のたびに何を使うか、僕はけっこう悩むタイプです。今回はInterviewManとOffer Bull、この2つのAI面接アシスタントをちゃんと使い比べてみました。まず性格が全然違う。Offer BullはいわゆるクレジットプールのプロダクトでStarter、Growth、Advancedみたいに束で買う方式です。模擬練習の1分もライブのコパイロットの1分も、全部同じ財布から引かれていく。一方のInterviewManは月額か年額で払うサブスク型で、行動面接からシステムデザインまで面接のループ全部が守備範囲に入ってます。
機能
両方とも候補者がライブ面接をなんとか乗り切るための機能はいろいろ持ってます。ただ一つ大事な話。Offer Bullはビデオ会議ツール越しに来る会話ラウンドにフォーカスしてる。InterviewManのほうは行動面接、技術スクリーン、コーディング面接、システムデザインの議論まで同じプロダクトでカバーしてます。
一番はっきり差が出るのはコーディングのラウンドです。InterviewManはブラウザ上で動く主要なコーディングジャッジ、HackerRankとかCoderPadと繋がります。Codilityもそのリストに入る。画面に出てる問題と会話の音声を両方読んでくれるので、口で喋ってるやり取りだけじゃなくて実際に出てる問題を追いかけた提案が返ってくるわけです。Offer Bullはこの3つのジャッジ、プロダクトページのどこにも載せてません。キャプチャの仕組みが使ってる会議アプリの音声頼りなので、問題が声じゃなくてブラウザのジャッジ側に出てるコーディングラウンドだと、正直あんまり役に立たない。
会議ツール周りは、この2つが実際にかぶってる領域です。Offer Bullは8つのプラットフォームに対応してます。Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、Webex、Slack、Skype、GoTo Meeting、それとBlueJeans。InterviewManも同じ会議まわりをカバーした上で、さっき書いた3つのコーディングジャッジを上に乗せてる感じ。対応クライアントのほうはWindowsとmacOS、AndroidのモバイルもいけてiOSビルドもある、ブラウザだけで済ませたい人向けにChromeのクライアントも並んでます。
ステルス
Offer Bullは自分のことを、完全にプライベートで検出されない、オフラインで隔離された設計、とうたってます。ただそのフレーズの裏に何があるのかはプロダクトページのどこにも書いてない。
次の面接を突破する準備はできていますか?
InterviewManはライブ面接中にリアルタイムでAIの回答を表示します。Zoom、Meet、Teamsで検知されません。
InterviewManを無料で試すInterviewManのドキュメントはもう一歩踏み込んでる。隠す仕組みを一つに頼るんじゃなくて、名前のついた保護機能を20以上リストで公開してるんです。WebRTCのリーク遮断がそのリストに載ってる。プロセス名のマスキングも載ってる。画面キャプチャの非表示、Dockの隠蔽、そういう系のやつが他にもズラッと並んでます。向こう側のパネルが面接中に画面共有の監視やプロセスの検査を走らせてくるとき、漠然とした「大丈夫です」の一言より、ちゃんと文書化された対策の積み重ねのほうが効いてくる場面はやっぱり多い。
料金
Offer Bullのカタログはクレジット3ティアで出来てます。Starterは29.99ドルで、ライブのコパイロット30分と模擬練習30分。Growthティアは値段が50ドルに上がって、それぞれの分数が120分ずつに増える。Advancedティアは109.99ドルでそれぞれ500分、しかもクレジットは期限切れなし。ここで注意なのが、練習セッションもライブの本番も同じ財布を共有してること。90分の模擬ラウンドを2回こなしてから本番に臨む人は、実質もう面接が始まる前にGrowthの枠を使い切ってる計算になります。
InterviewManはクレジットを売ってません。年額だと月あたり12ドルの計算で、1年分の144ドルを一括で払う形。コパイロットは無制限で乗ってる。模擬練習も無制限で乗ってる。ステルスのフルカバーはどのプランにも付いてくるし、対応範囲も会話ラウンドだけじゃなくて全部のラウンドタイプに広がってます。
InterviewManを3ヶ月使うと36ドルになる。Starterの29.99ドル(30分ずつ)と6ドルほどしか変わらないのに、使える時間は無制限。多くの買い手が「まあ真ん中これでしょ」って選ぶことになるGrowthティアよりも安い。面接のループが長くなればなるほど差は開いていきます。Offer Bullのクレジットモデルだと模擬練習の時間もライブ面接の時間も同じ分数プールから引かれるので。
Offer Bullには無料版がありません。InterviewManには毎月使える分数が限られた無料ティアがある。Offer Bullの有料の道はStarterティアが29.99ドル、Growthティアが50ドル、Advancedティアが109.99ドル。InterviewManの有料の道は月30ドル、または年額プランの月12ドル、年144ドル。Offer Bullのカバー範囲は会議アプリと会話ラウンドで説明するのが一番しっくりくる一方で、InterviewManはWindows、macOS、Android、iOS、Chromeを、行動・技術・コーディング・システムデザインのラウンドに渡って並べてます。
結論
コーディングのラウンドが一つでも入るフル面接ループを回す大半の候補者にとって、HackerRankやCoderPad、Codilityが絡んでくるなら、InterviewManが年額で月12ドル、しかもステルスは全プラン標準でループ全体をカバーしてくれます。もう一つのステルス寄りのライバルについてはInterviewMan vs Stealth Interviewの比較に書いたので、そっちも見てみてください。

