概要
InterviewManとInterviewing.ioは、どちらも現在利用できる面接支援サービスだ。ただし、同じ面接ループでどちらを選ぶべきか考えると、役割はかなり違う。Interviewing.ioは、GoogleやMetaなどの企業で働いたエンジニアとリハーサル通話を行う、人間による模擬面接サービスで、料金はセッションごとにかかる。InterviewManは月払いまたは年払いのサブスクリプションで、行動面接の質問からライブコーディングまで、実際の面接ループ全体を対象にしている。
候補者向けのフォーラムでは両者が比較されることもあるが、使う段階がそもそも異なる。ここは見落とせない。Interviewing.ioは練習用であり、実際のスクリーニングが始まるずっと前にやり取りが終わる。一方のInterviewManは、本番の面接中に動くライブオーバーレイだ。
Interviewing.ioの料金は1セッション$100から$225まで。面接官が以前勤めていた会社と、その人が採用面接にどれほど携わってきたかによって変わる。利用者の中から別の候補者がランダムに組み合わされる、無料のピア・ツー・ピア枠もある。
本番面接で使える環境の広さでは、InterviewManのほうが範囲は広い。WindowsとmacOSで動き、AndroidとiOS向けのモバイル版もある。ブラウザだけで使いたい場合にはChrome版を選べる。ベンダー公表値では利用者は約570,000人。一般に検索できるプラットフォーム上の4025件のレビューで、平均評価は4.9星となっている。ステルス機能は、対応するすべての端末で全プランに含まれる。
料金
Interviewing.ioはセッション単位の料金が基本で、その上に任意のサブスクリプションバンドルやコーチングパッケージが用意されている。面接ループを一通り準備する候補者の多くは、コーディング用に1回、システム設計用に1回、行動面接用に1回と、合計3セッションを予約する。すると、本番の面接を一度も受けないうちに準備費用はおよそ$570になる。Amazonの面接ループ1回に向けた準備だけで、総額が$900近くまで増えたという話も候補者のコミュニティでは定期的に出てくる。
次の面接を突破する準備はできていますか?
InterviewManはライブ面接中にリアルタイムでAIの回答を表示します。Zoom、Meet、Teamsで検知されません。
InterviewManを無料で試すInterviewManは年払いなら月額$12で、年間合計は$144。月払いプランは$30だ。利用上限はなく、面接ごとの追加料金もない。受ける面接の種類によって料金帯が変わることもない。
数か月にわたって就職面接を受ける候補者にとって、この比較で最も大きい料金差は、$144と約$600のセッション料金との差になる。値付けは、それぞれのサービスの仕組みをそのまま映している。Interviewing.ioで支払うのは、ビデオ通話に参加する相手の時間だ。そのため、セッションごとに費用が発生する。InterviewManで支払うのはソフトウェアの利用料なので、定額料金のまま、1年のあいだに受ける本番面接の回数を問わず使える。
機能
Interviewing.ioが扱う機能はかなり絞られている。中心にあるのは模擬面接そのものだ。自社のブラウザベースのプラットフォーム内で行い、ビデオ通話と共有コードエディター、ホワイトボードツールがひとつにまとまっている。模擬面接が終わるたび、面接官は通話中に実際に見られた振る舞いについてフィードバックレポートを書く。匿名性も仕組みの一部で、セッションが終わるまで双方とも相手が誰なのか分からない。実際の一次スクリーニングにできるだけ近い状況を再現するためだ。セッション中にAIは動かず、やり取りはすべてビデオ通話上の人間同士で行われる。したがって、本番の採用面接が実施される環境まではサービスの対象にならない。
InterviewManは、同じ種類の面接に対して、より幅広い機能を用意している。Windows、macOS、Android、iOSで動作し、ネイティブアプリに加えてChrome連携も利用できる。対応する会議プラットフォームはZoom、Microsoft Teams、Google Meet、Amazon Chime、Cisco Webex、Lark。コーディング評価ではHackerRank、CoderPad、Codilityに対応する。システム設計、行動面接、そのほかの技術面接形式もサポートするとしている。ライブ音声と画面上の内容をもとに提案が表示されるため、本番の面接で回答に使える時間を削ってしまう、質問から回答までの空白をなくせる。
ステルスへの対応にも、両サービスの違いが表れている。Interviewing.ioは本番面接中に何も動かさないため、ステルス層はない。そもそも検出という問題が当てはまらないサービスだ。その代わり、支援は練習通話で終わり、本番のスクリーニングまでは続かない。
InterviewManは、ステルスへの対応をより詳しく公表している。一般的な検出経路からアプリケーションを隠すため、20を超える手法を使うと説明している。Dockから隠すこと、WebRTCの漏えいを防ぐこと、プロセス名を偽装することも、その対象に含まれる。公表された利用者は約570,000人で、検出が確認された事例は公開情報上では0件。この利用者規模が、本番面接の負荷がかかった状況でツールがどう動くかを判断するための、より大きな材料になる。
結論
面接ループ全体に臨む候補者なら、InterviewManは年払いで月額$12、しかも全プランにステルス機能が含まれ、本番まで一通りカバーできる。詳しくはInterviewManとParakeet AIの比較も参照してほしい。

